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2023年03月10日

【第二回】韓国と日本とアジア競技大会(名古屋韓国学校 ソン先生・カン先生)

名古屋韓国学校のソン先生・カン先生のお二人直伝のチヂミを作りながら、韓国の文化を堪能したとも、まーこの二人。
今回は、韓国ではアジア競技大会をどのように楽しんでいるか、また、愛知・名古屋で開催される第20回アジア競技大会に向けて、どのように関わり・楽しみたいかについてお話を伺いました。


(※一部、写真撮影時のみマスクを外しています。)

 
■お話を伺った方
名古屋韓国学校 ソン先生、カン先生



■interviewer
組織委員会 とも、まーこ



本場のチヂミレシピはこちらをご覧ください。
「ASIAN GAMES NEWS」(大会通信)VOL.4(PDFファイル)


組織委員会 まーこ
お二人が日本に来たきっかけを教えてください。

カン先生
私は日本人の夫との結婚を機に日本に来ました。来日してから約18年になります。

ソン先生
私も結婚を機に日本に来ました。来日して20年ほどになります。私の夫は韓国人ですが、仕事で日本に来日しました。「いつか韓国に帰るかな」と思っていましたが、ずっと日本にいます(笑い)
そのため、子どもは韓国国籍ですが、生粋の日本育ちです。


 
組織委員会 とも
2026年に愛知・名古屋で第20回アジア競技大会が開催されます。
アジア競技大会にどのような印象を持たれていますか?

カン先生
アジア競技大会は、韓国ではオリンピックに並ぶ注目度の高い大会です。開催中は盛り上がりもすごいですし、みんな試合をチェックして応援をしています。とても人気の大会ですよ!
韓国では選手もオリンピックと同様に力を入れて臨んでいるので、私たちも応援にも力が入ります!

組織委員会 まーこ
アジア競技大会で注目している競技はありますか?

カン先生
韓国ではサッカーが一番人気です。サッカーはきっと盛り上がるので、ぜひ会場に応援しに行きたいです!

ソン先生
私は陸上競技が気になります!普段は運動やスポーツを観戦しない私でもルールが分かりやすく、誰でも楽しめるのがいいですよね。


 
組織委員会 とも
お二人は韓国出身で現在日本にお住まいですが、どの国を応援しますか?

カン先生
母国の韓国を応援します!
韓国の選手が良い成績を残すと嬉しいですし、白熱しますね。
もちろん日本は第二の故郷ですから、日本の応援もします。知っている日本人選手が頑張っていると、嬉しくなります!

ソン先生
私の子どもは日本育ちですので、韓国人ですが日本の選手を応援します。日本に住んでいる韓国人の家庭では、どちらの国を応援するのかケンカをするところもあります(笑い)
夫は韓国人ですから韓国の選手を応援しますが、子供が日本を応援している手前、控えめな応援をしているときもあります(笑い)

カン先生
これはあるあるですね(笑い)
私の夫は日本人ですから、夫婦喧嘩にならないように少し気を使って応援しています。
もちろん、夫婦一緒に韓国、日本を応援することもありますよ!


 
組織委員会 まーこ
お二人は第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)をどのように楽しみたいと思っていますか?

カン先生
なかなかない貴重な機会だと思います。せっかくなら言語ボランティアなど、学校の生徒たちと一緒に参加してみたいですね!
あとは学校の中でライブビューイングをして、みんなで一緒に応援を楽しんだりしてみたいです。

ソン先生
私もみんなで応援したいと思っています。放送される時間も日本開催ですから時差がないですし、このような大会が自分の住んでいる街で開催されるなんてワクワクします!

組織委員会 とも
第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)に期待することはありますか?

カン先生
アジア各国から選手だけでなく、たくさんの方が日本に応援に来ると思うと楽しみですし、アジア全体が盛り上がることを期待しています!
また、これを機会にアジアの方々に愛知・名古屋の良さを知っていただきたいですね。

ソン先生
韓国・日本にとっても、良い大会になることを願っています!

組織委員会 とも、まーこ
お二人とも、今日はありがとうございました!


 






今回の大会通信の取材を通じて、チヂミ料理を教わるだけではなく、ご好意でチマチョゴリを着させていただくなど、楽しく文化交流させていただきました。
「アジア競技大会を楽しみたい!」という気持ちは、国境を越えても同じであることに改めて気づくことができました。
アスリート達の真剣勝負とあわせて、私たちも文化交流を通じた「IMAGINE ONE ASIA ここで、ひとつに。」を進めることができれば素敵ですね。


<第二回 完>


【第一回】チヂミとチマチョゴリから紐解く韓国の文化(名古屋韓国学校 ソン先生・カン先生)
「ここで、ひとつに。」インタビュー一覧