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2020年09月29日

名古屋高速道路橋脚ラッピングアートプロジェクトに参加した名古屋芸術大学の学生にインタビューを行いました!

ニュース

名古屋高速道路公社と名古屋芸術大学の設立・開学50周年記念事業として、第20回アジア競技大会 と名古屋のまちをイメージしたラッピングアートが、9月中旬から名古屋高速道路の橋脚5か所に計10点掲出されています。

ラッピングアートのお披露目に合わせ、デザインに携われた名古屋芸術大学芸術学部芸術学科デザイン領域ヴィジュアルデザインコース3年生の平林花菜さんにインタビューを行いましたので、その様子をお伝えします!

 
名古屋芸術大学芸術学科デザイン領域橋脚ラッピングアートプロジェクトメンバー (担当教員の片山准教授と学生の皆さん)

【インタビュー結果】

制作された作品の紹介をお願いします。


橋脚ラッピングアート10作品の共通テーマは、名古屋らしさと、アジア競技大会のスポーツの組み合わせというのがメインでした。
私が手掛けた作品のうち、こちらの若宮大通に設置する、レスリングのデザインについてですが、名古屋らしさを表現しているのが、背景の、ひし形のような形です。
設置場所である若宮は、人がいっぱい来るきらびやかなところなので、ほかの場所に設置するデザインに比べて一番賑やかな色合いにしたり、形も他に比べてガチャガチャとさせることで、若宮という場所らしさを出しています。



 
インタビューに答える平林さん
制作に当たって、何か苦労した点はありますか?

苦労した点としてはまず、名古屋らしさをどう出すかということです。
最初に、名古屋らしさを色で表現しようとしていて、若宮のレスリングのデザインで用いたこの青は、オアシス21の柱の青色を配色の参考にしたのですが、色だけだとやはり名古屋らしさが表現できないということで、背景のひし形のようなマークとか、パターンを制作することで、名古屋らしさを表現しました。そこまでたどり着くのに2か月くらいの時間がかかっており、苦労しました。


 
今日の橋脚を見た感想は?

まず、すごく大きいなと感じ、うれしく思いました。


このレスリングのデザインは若宮大通のため今日設置しています。
出来上がりが楽しみですね。


そうですね。楽しみです。


2026年に、愛知・名古屋でアジア競技大会が開催されるのは御存知でしたか?
知らなかったです。


今回やってみて、アジア競技大会に期待する点とか、実際に見てみたい競技はありますか?

見てみたい競技ですと、体操には興味があります。
スポーツの表現に当たり、シルエットを筆のタッチで描いているのですが、シルエットを探していたときに、体操ってどのポーズがいいんだろう、とみんなですごく話し合いました。いろんな競技がありまして、体操でも吊り輪みたいな動きとか、いろいろな動きがあり、そういった中でも、体操の華やかな形ということで、脚を上げているところを選んだんですけれど、そういうところを実際に見てみたいなと思います。

 
制作の様子(名古屋芸術大学にて)
今回のラッピングのアート制作の経験を、今後の創作活動にどのように生かしていきたいですか?

今回、複数人のグループワークで行いました。今まであまり複数人でデザインするということがなかったので、かつ、コロナ禍のためオンラインで話し合いを行ったのですが、そういうことが今まであまりなかったので、いい経験にもなりました。
今回、若宮大通の4面のデザインに関しては私がリーダーになったので、リーダーシップというか、あまりやってきていなかったので、どうしたらメンバーをうまくまとめれるかということを、すごく頑張りました。

 
制作の様子(名古屋芸術大学にて)
リーダーシップをちょっと発揮できなかったかな、というところがあったということですが、今思えば、どうしたらよかったというようなことが何かありますか?

今思えば、もうちょっとみんなで話し合う場を用意できたら良かったと思います。オンラインでも1週間に1回ほどだったので、グループになってからも、もっと話し込むことができていたら、グループでのリーダーシップをとれていたのかなと思います。


 
エンブレムのように、アジア競技大会に関してまた作品募集などがあった場合、参加したいなと思いますか?

思います。


大会が2026年に行われるということで、6年後、自分はこうなっていたいというような夢・目標があれば教えてください。

6年後、私には夢があって、妹がパン屋さんで働いており、店舗を持ちたいと考えていて、そのデザインとかグラフィック系に関われたらいいなと。6年後店ができていたらいいなと思います。


 最後に、「6年後に向けて」をテーマに、メッセージをいただきました。平林さん、名古屋芸術大学の皆さん、ありがとうございました!
名古屋高速道路公社黒川ビル展示コーナー 自らが手掛けた作品の前で

【橋脚ラッピングアート設置場所について】

名古屋芸術大学の皆さんがデザインを手掛けられたラッピングアートは、名古屋高速道路の橋脚5か所でご覧いただけます!
設置場所は以下の掲出場所マップをご覧ください。
橋脚ラッピングアート掲出場所マップ