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IMAGINE ONE ASIA

ここで、ひとつに。

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2022年09月19日

【エンゲージメント向上企画】今「なお、き」ずなで結ばれている二人。(組織委員会経営企画課 川北GL&スポーツ庁参事官(国際担当)付 澤田事務官)

大会開催4年前となる本日2022年9月19日に、エンゲージメント向上企画「ここで、ひとつに。」に出演するのは、愛知・名古屋アジア競技大会組織委員会が発足した2019年5月から組織委員会に所属し、現在は組織委員会の中枢を担う経営企画課のグループリーダーを務める川北GLと、同じく2019年5月から組織委員会に所属し、現在はスポーツ庁に派遣され、国内で開催される国際競技大会の開催支援等でご活躍されているスポーツ庁参事官(国際担当)付澤田事務官です。
お二人のお名前がともに「なおき」ということで、勤務地が離れても「なお」、強い「き」ずなで結ばれている二人の仲の良さが、インタビューを通じてひしひしと感じられました。
ぜひそんなお二人のアジア競技大会にかける熱い想いをご覧ください。

※写真撮影時のみマスクを外しています。
※今回の対談はオンラインで行いました。

 

Piece3  組織委員会経営企画課 川北GL

組織委員会経営企画課 川北GL
Q1 現在(過去)どのような業務を行っています(した)か?

アジア競技大会の競技担当が新設された2016年12月に競技担当として異動してきました。競技会場の決定等のために、競技団体、施設所有者等多くの関係者と交渉してきました。過去行われた国際大会に派遣していただき、そこで得た様々な経験を活かしながら、経営企画課企画グループのグループリーダーとして、組織全体のとりまとめをさせていただいています。


Q2 第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)をどのような大会にしたい(してほしい)と思っていますか?

愛知・名古屋は、自動車産業を始め日本の革新を担ってきた土地です。うまく言えないですが、何かサステイナブルな新しいアジア競技大会のモデルを作って、発展途上のアジア諸国でも開催できるアジア競技大会にしたいです。そして、この大会が様々なアジア地域で開催され、スポーツだけでなく、違うものに理解を示すこと、何より平和を大切にする心がアジアに広がって欲しいです。まさに、「IMAGINE ONE ASIA」ですね。


Q3 貴方にとっての「ここで、ひとつに。」をお聞かせください。

現在、初回のアジア競技大会の開催から1994年の広島アジア競技大会までの経緯が書かれた本を読んでいるのですが、開催にあたって常に外交問題(時には、戦争や紛争)が大きく影響を与えてきたことを知りました。アジア競技大会の歴史や昨今の国際情勢を踏まえると、「ここで、ひとつに。」のスローガンの素晴らしさを改めて感じました。


Q4 最後に皆さまへ、「エンゲージメントを高める熱い一言」をお願いします!

自分は、行政マンとしての職員人生を終える時に、アジア競技大会に関われて良かったなと思えると思っていますし、そうなるように精一杯できることをします。関わる皆さん全てに言えることですが、自分自身の人生でこれほど大きなプロジェクトに関わることなんて滅多にないはずです。だったら、アジア競技大会をご自身にとって是非上手く活用して欲しいです!



 

Piece4  スポーツ庁参事官(国際担当)付 澤田事務官

スポーツ庁参事官(国際担当)付 澤田事務官
Q1 現在(過去)どのような業務を行っています(した)か?

2017年4月のアジア競技大会推進課設置時より課に在籍し、2年間課内庶務や任意団体の経理などを主に担当しました。また、組織委員会の設立に関する各種業務も担当しました。組織委員会設立後は、2年間広報担当として、HPの作成、SNSの運用、知的財産保護の担当をしました。2021年度からスポーツ庁に派遣されており、国内で開催される国際競技大会の開催支援やコロナ禍での外国人スポーツ選手の入国支援等を行っています。


Q2 第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)をどのような大会にしたい(してほしい)と思っていますか?

国際競技大会が成功するかは、開催国の選手たちの活躍が欠かせませんので、日本人アスリート達にとって2026年のアジア競技大会に出場したいと思ってもらえる大会となるよう取り組んでいくことが大切だと思います。
また、開催にあたっては県民、市民の皆さんから収めていただいた税金も使われますので、地元の皆さんにも大会の開催を歓迎してもらえるよう、開催都市の愛知県、名古屋市と連携し大会を契機としてこの街が良くなったと感じてもらえる大会としていくことも大切です。
そして、やはり大会に関わった全ての人が5年後、10年後、20年後も開催してよかったとポジティブな思い出として語りたくなるような大会となるよう準備を進めていければと思います。


Q3 貴方にとっての「ここで、ひとつに。」をお聞かせください。

「大会関係者、選手、ボランティア、観客等関わる全ての人が最高のパフォーマンスを発揮することで生まれる一体的な雰囲気を感じること」ですね。


Q4 最後に皆さまへ、「エンゲージメントを高める熱い一言」をお願いします!

スポーツは、ニュース番組にスポーツコーナーがあるようにスポットライトが当たりやすい分野です。ということは、関わった人たちの頑張りも世に出ていくチャンスも多いのかなと思います。自己実現の一つの形としてアジア競技大会を活用してみてはどうでしょうか。
スポーツが好きな人は、スタジアムや映像で見られるスポーツの裏側に大会をとおして触れてみませんか。
一歩踏み出すことで、これまでに当たり前に見えていたスポーツの違った一面、違った体験がきっとできると思いますよ。



 

Put a Puzzle Together  組織委員会経営企画課 川北GL&スポーツ庁参事官(国際担当)付 澤田事務官

組織委員会経営企画課 川北GL&スポーツ庁参事官(国際担当)付 澤田事務官
(Interviewer)
川北GLは、過去の国際大会に派遣されていたとお聞きしましたが、どちらの大会なのでしょうか。

(川北GL)
2017年の札幌冬季アジア競技大会、2018年のジャカルタアジア競技大会、2021年の東京オリンピックに約一か月派遣していただきました。そこでの経験と培った人脈が、大会準備に欠かすことのできない貴重な財産になっています。

(Interviewer)
具体的にどのようなご経験をされたのでしょうか。またその経験がどのようなことに活かされているのでしょうか。

(川北GL)
2017年の札幌冬季アジア競技大会では、大会運営本部で大会の全体を見させていただき、2018年のジャカルタアジア競技大会では、競技会場や選手村等の多くの現場を見させていただきました。2021年の東京オリンピックでは、選手村にあるNOCサービスセンターという選手団へのサービスを行う窓口で貴重な経験をさせていただきました。そこで知り合った方たちとは今でも連絡をとっています。

(Interviewer)
現地視察で苦労した点はありますか?

(川北GL)
2018年のジャカルタアジア競技大会では、第一陣で現地に入ったので、現地のドタバタ感をひしひしと感じました。現地では基本タクシー移動だったのですが、3年前の日付のレシートを渡されたり、会場があるはずの場所へ行ってみたら会場がなかったり、泊まったホテルの湯船にお湯をためたら、うっすら錆の赤褐色だったりしました。(笑い)
ホテルについては、他の方は大丈夫だったようなので、たまたま自分が泊まった部屋だけだったみたいですが。

(澤田事務官)
川北さんがジャカルタに行かれた時、私が経理の担当をしていたのですが、ほぼ毎日経費関係の相談の連絡がありましたよ。(笑い)

(川北GL)
ジャカルタで、第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)の開催都市契約の締結も行ったのですが、現地のメディアの方々に混ざって、その時の写真を撮影したりもしました。

(Interviewer)
現在Games Infomationの11ページ(PDFファイル)等に掲載させていただいている、(当時の)竹田JOC会長、アハマドOCA会長、大村愛知県知事、河村名古屋市長が写っているあの写真ですね!

(川北GL)
はい、そうです。

(澤田事務官)
あの時は、ジャカルタにいる川北さんから、毎日写真等を送ってもらい、開催都市の記者発表に使っていました。

(川北GL)
記者発表資料やそのあとの冊子などに使用される大事な写真なので、現地のメディアの方々に混ざりながら、良いアングルで撮影できる場所を確保したり、目線がこちらに向かうタイミングを見計らったりと苦労しました。

(Interviewer)
私もそのような経験がありますが、メディアの皆さまも真剣で、とても緊張した覚えがありますので、大変さがよく分かります。
 
組織委員会経営企画課 川北GL&スポーツ庁参事官(国際担当)付 澤田事務官
話は変わりますが、お二人の絆はいつからだったのでしょうか。

(川北GL)
澤田君とは、組織委員会が発足する前の2017年から一緒に仕事をしています。
スポーツ大好きなので、当時はよく職場のメンバーでスポーツ観戦を企画してくれました。その頃はコロナウイルスもなかったので、多くの職員が参加して、組織みんなでスポーツ大会をやっていこうという機運醸成ができて、とても良いエンゲージメントだったと思います。
あと、酔っぱらうと「兄さん!」と連呼する可愛い後輩ですね。(笑い)

(澤田事務官)
川北さんには、2017年アジア競技大会推進課の赴任初日に、「同じナオキだね、よろしく。」とあいさつしていただきました。
バスケ観戦が趣味なので、年に1,2回課内や組織委員会内へ水曜日業務終了後にバスケ観戦の案内をしていたのですが、川北さんは必ず来てくれ、本当に「兄」のような存在です。

(川北GL)
バスケットボールを30年続けてきました。当時流行った某有名バスケ漫画を読んでからバスケットボールにはまり、スポーツ自体が自分の人生の一部になっています。

(Interviewer)
お名前も同じ、趣味も同じなのですね。仲良しなのですね。

次は澤田さんのこともお聞かせください。組織委員会在籍時に2年間広報をご担当されていたということで、今この記事が掲載されている公式ウェブサイトの創始者にあたりますよね。SNSでも澤田さんが作成された動画を拝見したことがあります。動画を作ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。

(澤田事務官)
組織委員会発足当時はSNSの知名度も低く、どうしたらフォロワーが増えるのだろうと考えた結果、静止画や言葉だけでは伝わらない部分を動画で補おう、と思ったのがきっかけです。当時は予算もあまり配当されていなかったので、自分で作ってみようと思いました。当時、友人と自分の作った動画をお互いに見せ合うことがブームになっていたので、それも追い風となりました。

(Interviewer)
今まで作成した動画で、印象に残っているものは何ですか?

(澤田事務官)
「あいちトップアスリートアカデミー」と「名古屋高速橋脚ラッピングアート」の動画です。どちらもSNSに投稿しているものですが、「あいちトップアスリートアカデミー」の動画は、あいちトップアスリートアカデミーへ実際に取材に行き、動画を作成しました。「名古屋高速橋脚ラッピングアート」については、個人的に早回しの動画が好きなので、実際にラッピングしている現場へ行き、カメラを回し、ラッピングされている様子の早回し動画を作成しました。

(Interviewer)
それはすごいです!他にも組織委員会の皆さまがビーチバレーをしている動画をSNSで拝見したことがあります。

(川北GL)
当時の組織委員会が30人くらいだったのですが、その中の職員10人くらいと開催都市の皆さんも呼んで、30人くらいでビーチバレーをしました。

(澤田事務官)
アジア競技大会に携わる関係職員が、スポーツを楽しんでいる姿を動画で配信することによって、スポーツをはじめ、アジア競技大会に対しても親しみをもっていただきたい気持ちから投稿しました。

(川北GL)
当時はコロナがなかった頃なので、アジア競技大会に出場するアジア諸国の料理を順番に食べに行ったりしていました。コロナが流行りだしたため、途中で中断してしまっていますが、仕事以外でも職員同士が「ここで、ひとつに。」つながるのはいいことだと思います。

(Interviewer)
最後に、大会4年前を迎えるにあたり、皆さまへメッセージをお願いします!

(川北GL・澤田事務官)
アジア競技大会のような、地元(愛知・名古屋)で行われる大きなイベントはそうそうないと思います。
せっかくなので、大会にかかわってみませんか?それが、観戦なのか、ボランティアなのか、各種イベントへの参加なのかは人それぞれ自由だと思いますが、楽しんでかかわっていただきたいと思います。
会場へ行けば会場ならではの体験をすることができます。例えば、自分の応援しているチームがなんとか追いつき、追い越しそうな場面では、会場の観客が一体となり声援を送り、選手がそれに呼応する、まさに「ここで、ひとつに。」なる瞬間を肌で感じることができます。
大会に参加し、自分ごととすることで、大会の見方がガラッと変わります。新しい世界を皆で楽しみませんか?
 

 

1つの1つのパズルピースが繋がり、第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)が作られていく…

さぁ、君も私たちと一緒にアジア競技大会を作っていこう!





【愛知・名古屋2026アジア競技大会公式SNS】
澤田さんが作成した動画もあります。是非ご覧ください。

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